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2008年 12月 13日
今回の旅行、2月7日(土)の関西国際空港出発、15日(日)中部国際空港到着という日程にはじまって、何かと変則的な旅行になっています。
限られた予算と時間の中で、しっかり内容を盛り込み、かつ単調にならないように工夫と調整を重ねてきたわけですが、そんななかで浮上したのが、寝台列車で一泊、という作戦です。 日本の鉄道のレール幅が、ヨーロッパなどの「標準軌」1435mmに比べてきわめて狭い1067mmの「狭軌」であることはよく知られています。幅が約4分の3ということが、列車の大きさや乗り心地にも影響しているのです。日本の新幹線は、標準軌で敷設されたので、高速である代わりに、そのままでは既存の鉄道網に乗り入れられないのです。 スペインはその逆で、国内の鉄道網のレール幅は1668mmという「広軌」。だから、AVE(アーヴェ)というスペイン新幹線(写真)は、将来フランスのTGVなどに乗り入れることができるよう、わざわざ狭いレールを新たに敷いて走らせています。 ということは、スペインの一般鉄道は、新幹線以上の広いレールの上を走っているということになります。特に寝台列車は、国際的にも評価の高い「タルゴ」社の車両で運行される、まさに「走るホテル」。現地での呼び名もTrenhotel(トレンオテル=列車ホテル)なんだそうです。 今回の旅行では、ポルトガルを北上したあと、2月11日、スペイン・ガリシア地方に入り、カトリックの3大聖地「サンティアゴ・デ・コンポーステラ」という町で、大聖堂やシザの美術館を見学します。 そこから、首都マドリッドまでが夜行寝台列車での移動します。夕食後、22:35発、朝食前の7:45着。コンパーメントは2等・4人部屋ですが、人数によっては1等・2人部屋をとるなり、フリーの人が同室に入ってこないよう調整したいと思っています。 オリエントエクスプレスではないですが、情緒ある鉄道の旅になると期待しているのですが、意外とぐっすり寝てしまい、あっという間に朝になってしまうかも。 ご存知のように主なヨーロッパの都市では、鉄道の駅は終着駅形式。マドリッドでも、各方面ごとの終着駅が町の周囲にあって、北部線の到着駅チャンマルティンと、バルセロナ行きの新幹線の出るアトーチャ駅との間はかなり離れています。移動と朝食に2時間半をとってありますので、ぜひ歩いてほしいのがアトーチャ駅周辺。 エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤをはじめ、スペイン黄金時代のコレクションを展示する「プラド美術館」は、駅から徒歩10分。ピカソの「ゲルニカ」など現代美術の殿堂「王立ソフィア王妃芸術センター」はすぐ駅前。これに、世界で2番目の個人コレクションといわれるテッセン・ボルミネッサ美術館を含めたマドリッド3大美術館をつなぐ、緑の多い歩道が、「パセオ・デ・アルテ」としてマドリッドの都市戦略の目玉となっており、そこにシザもかかわっているようなのです。 地中海ブログ とはいえ、マドリッドはあくまでも乗り換えの町。希望の方は美術館に入ってもいいのですが、駆け足での見学になると思います。アトーチャ駅からバルセロナまでは、開通したばかりのAVEで、これまた快適な鉄道の旅をお楽しみ下さい。 昼食は車内でのお弁当。 「丸の内弁当も用意できるみたいですが、あんまりおいしくないと思いますよ」 そりゃそうでしょう。サンドイッチをお願いしようと思っています。 #
by icctoyama
| 2008-12-13 11:27
| ポルトガル・スペイン
2008年 12月 10日
日本からヨーロッパへの航空路は、ロシア上空の北極圏を飛ぶのが最短だから、ロシア以外で日本に一番近いのはフィンランドです。ドイツはやや近いのですが、イギリス・フランス・イタリアといったあたりはほぼ等距離で、そのむこうがスペインになります。
ポルトガルはさらにその向こう、日本からはヨーロッパで最も遠い国です。 ポルトガルが世界史に一番輝かしい形で描かれるのは、1498年のバスコ・ダ・ガマによる「インド航路の発見」でしょう。以後ポルトガルは、アフリカやインド、南アメリカから東南アジアにまで植民地を広げ、戦国時代の日本に鉄砲をもたらしました。 「カステラ」や「カッパ」「コップ」など日本語にもポルトガル語はたくさん残っていますし、ブラジルやマカオなど旧ポルトガル領だということもよく知られていますが、実際ポルトガルを訪れたことのある日本人はまだまだ少ないかと思います。 イスラム教徒からの国土回復運動(レコンキスタ)をなしとげ、スペインからの分離を果たした大航海時代、海外からの富で華麗な修道院が建設される一方で、日本の4分の1ほどの小国ポルトガルの人材は海外に流出し、むしろ国内産業は発展できなかったと言われています。 やがてスペインやオランダ、イギリスなどに押され、ポルトガルの国力は衰退、国の雰囲気を表す代表的な言葉がサウダーデ(哀愁)といわれるように、「日の沈む国」というイメージができてしまいました。 近年は政治的な安定とECへの加入などにより、経済も着実な発展をしていますが、まだまだヨーロッパではBクラス。国全体がのんびりとした「田舎」の雰囲気をもっています。 有名な産物は「ポートワイン」や「マデイラワイン」などのご当地ワイン、オリーブ、太平洋の魚介類にインテリア関係者なら忘れちゃいけないコルクなど。歴史的な経緯から13もの世界遺産をもち、観光にも力を入れています。 そんなポルトガルに行ってみようじゃないかという、今年度(2009年2月)のICCトヤマ研修旅行。何を見てこようというのか、どんな楽しみがあるのか、宝田がご紹介していきます。 #
by icctoyama
| 2008-12-10 23:40
| ポルトガル・スペイン
2008年 11月 20日
生花を使ったディスプレイ 分科会3回目
■11月10日(月) 19:00〜 ■テーマ:「花選び器選び」 器に合わせた花の選び方 器に合わせた花の生け方 ■参加者:7名 今回はたくさん種類のある器に合わせて、どのように生けると簡単に素敵なディスプレイをすることが出来るのか 教えていただきました! 色々な器に合わせて、先生が実際に花を生けながら、説明してくださる。。 長さのメリハリをつける、 花止めは基本的には使わず自然な状態で、 器の口元は隠すとバランス良い、 などなど。今回も、は〜、なるぼど〜。。と感嘆の声。 一番心に留めた事は、素人は花をたくさん使うような無謀な事はしない! という事。(笑 そして、今回のアレンジレッスンは、前半の講義を踏まえて高さにメリハリをつけ、透明な花器の中を素敵に魅せるアレンジ。 今回のお花も素敵です。 ・スチールグラス ・ダリア 黒蝶 ・カーネーション パープルパカル ・モンステラ ・ドラセナ コーデュラインレッド 今回は自分でも素敵に出来たかも。やりやすいアレンジでした。 翌日のモデルルームのセッティングでも、いつもよりスムーズに植栽のディスプレイが出来たような気がして、分科会の効果が出てきた気がしました。 先生ありがとうございます!後半もよろしくお願いします。 次回は、12月1日(月) 19:00〜 ※写真、横ですね〜。すみません。 第3回レポート:hayashi #
by icctoyama
| 2008-11-20 12:55
| 分科会
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